AWS SAP認定試験を受験してみたいと思い、勉強方法、勉強時間を調べてみて、いざ勉強してみても参考記事の勉強方法や勉強時間で、合格できる気がしない。
私がそんな状況でした。
では、どのようにして勉強すればAWS SAPに一発で合格できるのでしょうか。
実際私がAWS SAPを一発合格してみて、感じたことや、合格までにどのような勉強方法が良いと感じたかをこの記事で書いています。
AWS SAP一発合格した勉強方法解説|オススメ問題集は?
AWS SAP(ソリューションアーキテクト プロフェッショナル)とは
AWS ソリューションアーキテクト プロフェッショナル(通称SAP)は、AWSの実務経験2年以上のソリューションアーキテクトを対象とする試験です。
実際に2年以上の実務経験がなくとも受験は可能です。
AWS SAPは、AWS認定資格の中でも、上位資格に位置づけされるため、難易度の高い認定試験です。
AWS SAP受験時の取得認定資格
AWS SAP受験する際に前提が違えば、勉強方法や勉強時間が異なってくるため、筆者のプロフィールを記載するので自身の勉強方法や勉強時間の参考にしてみてください。
- 前職は調理師。29歳からエンジニアに転職。
- 受験時点では、エンジニア歴1年6ヶ月
- エンジニア歴1年3ヶ月は、監視オペレーター(AWS使用)
- 監視オペレーターから転職し、Cierで基本設計に携わる(構築経験無し)
- 受験時のAWS所有認定資格は、CLF SAA SOA DVA
基本設計はあるものの、転職して3ヶ月程度しか立っていないので、AWSがメインの仕事ではなく事務作業がメインでした。
そのため、監視オペレーターの方や、構築経験がない人などが一番参考に対象になってきます。
他にも、構築経験がある方については、勉強時間などがもう少し短くなる想定で本記事を読んで参考にしてみてください。
AWS SAP問題数
問題数が75問 受験時間が180分となっています。
また、AWS SAPは長文問題がほとんどであるため、難易度の高い認定試験の要因になっています。
試験範囲も、AWS認定資格の中では幅広く出題されるため、アカウント管理や、オンプレミスとのハイブリット構成について、AWSへの移行方法などについても出題されます。
詳細については、AWS公式のドキュメントを読むのがいいでしょう。
- 受験時間は180分
- 問題数は75問
- ほとんどが長文問題
- 必要な知識が幅広い
AWS SAP合格勉強方法について
基本的なAWS SAP勉強方法においては、参考書の熟読と問題集の復習になります。
勉強方法もアウトプットとインプットは大事です。
そのため、インプットは参考書で、アウトプットは問題集で行うことをオススメします。
参考書名 | AWS認定ソリューションアーキテクト-プロフェッショナル ~試験特性から導き出した演習問題と詳細解説 | AWS認定資格試験テキスト&問題集 AWS認定ソリューションアーキテクト – プロフェッショナル | AWS 認定ソリューションアーキテクト プロフェッショナル模擬試験問題集(全5回分375問) | ズバリ!! 的中問題集 AWS SAP-C01 ソリューションアーキテクト プロフェッショナル Solution Architect Professional 日本語版 |
---|---|---|---|---|
価格 | ¥2,970 | ¥2,530 | セール時:¥1,220 | ¥2,980 |
媒体 | 参考書/電子書籍 | 参考書/電子書籍 | Udemy問題集 | 電子書籍 |
概要 | 解説で各サービスのポイントを 押さえながら一つ一つ丁寧に説明しています。 |
章末の確認テストや模擬試験で、 合格に必要な応用力が確実に つくようにしています。 |
基本知識を理解したけど、 より応用知識を身に着けたい方の ネクストステップ用の問題集です。 |
高的中率で合格者多数ありの 模擬試験設問 設問数:707題 |
商品の詳細 | AWS認定ソリューションアーキテクト-プロフェッショナル ~試験特性から導き出した演習問題と詳細解説~ |
AWS認定資格試験テキスト&問題集 AWS認定ソリューションアーキテクト – プロフェッショナル |
AWS 認定ソリューションアーキテクト プロフェッショナル模擬試験問題集(全5回分375問) |
ズバリ!! 的中問題集 AWS SAP-C01 ソリューションアーキテクト プロフェッショナル Solution Architect Professional 日本語版 |
AWS SAP勉強に使用した教材
私が、実際にAWS SAPを一発で合格するのに使用した教材は2つのみとなっています。
AWS SAP勉強方法の中で、AWS SAP試験対策の参考書は多数ありますが、いろいろな参考書に手を出して、勉強した気になるよりかは教材を絞って、理解しつくことが大事だと考えています
AWS認定ソリューションアーキテクト-プロフェッショナル ~試験特性から導き出した演習問題と詳細解説
実際に、この参考書を読みこむ勉強方法で合格に繋がりました。
こちらの参考書では、幅広くAWSサービスに知ることができることと、AWS SAP試験対策としてAWSサービスをどのように使っていく例が記載されていました。
また、模擬問題も用意されているため、インプット、アウトプット両方できる勉強方法としてオススメの参考書となっています。
まずは何からしてよいかわからない場合は、この参考書の購入からすることを目標にしてください。
AWS WEB問題集で学習しよう
合格するまでにメインに勉強していたのが、「AWS WEB問題集で学習しよう」になります。
こちらも、有名なAWSのWEB問題集の教材となっていて、「コイワ」とよく言われています。
アウトプットとしての勉強方法の中では、問題数も多くオススメです。
こちらの教材を使うことで、かなり多くの問題に触れることができるので、問題に慣れるためや、どういった問題の出題傾向がかわかってきます。
ただ、かなりの問題数かつ、AWS SAPの特徴である長文問題なので、問題をやりきるにはかなりの時間がかかってしまします。
なので、私が行っていたコイワ問題集の勉強方法としては、下記となっています。
- 問題を新しい方から半分程度しかやらない。(2022年3月時点の場合 #30 – #66)
- 問題集は3周以上することを目標とする
- 1周目 → 問題に慣れる
- 2周目 → 問題文と解説文をある程度読む
- 3周目以上 → 解けなかったらすぐ諦めて、解答を見る。間違った選択肢に注目する
AWS SAPの場合どうしても、問題を解くのに時間がかなりかかってしまいます。
考える時間も大切ですが、AWS SAPの場合考えすぎは禁物です。
ただただ、時間を溶かしてしまうだけなので、時間の使い方を注意する勉強方法がオススメです。
AWSサービスを誰かに説明する
私の場合、がっつりエンジニアとかではなく、どちらかというと営業とエンジニアの中間的なポジションで、お客様に提案作業などを行ったりするポジションです。
そのため、提案作業の練習としてAWSサービスを説明ことがあります。
この時、AWSのドキュメント等、参考にして説明するのですが、AWSのドキュメントは読んでていても理解できないことが多いです。
理解できなければ、当然説明できないので、よりドキュメントを読み込み、「理解」しようとします。
説明するために、理解が必要なので自然とAWSサービスの知識がついていくので、誰かに説明する機会を設けてみる勉強方法はオススメです。
欲をいえば、フィードバックをくれる方に説明してみましょう。
なかなか、フィードバックなどをくれる方がいない場合などは、AWS学習コミュニティに参加してみるのも一つの対策だと考えます。
私も参加している、くろかわこうへいさんが運営している「CloudTech」などオススメです。
このAWS SAPの勉強方法は、それぞれの環境であったり、人に話すのが不得意とかもあるので自身にあっているか見極めてから行うのをオススメします。
「AWSを学びたいけど、料金が気になる」という方に朗報です!
CloudTechでは、AWSをより安く学ぶためのクーポンコードを配布しています。
この機会にCloudTechでAWSを学んでみてはいかがでしょうか?
以下のクーポンコードを使用して、CloudTechへの入会費用を割引できます。割引額は以下の通りです。
クーポンコード:kurukuru2304
資格会員(年会費4,980円):クーポン適用後4,680円(更新時も割引適用)
基本会員(年会費9,960円):クーポン適用後8,660円(更新時も割引適用)
永久会員(年会費49,800円):クーポン適用後45,800円
割引金額の詳細を以下の表に示します。
会員種別 | 通常価格 | 割引価格 |
---|---|---|
資格会員 | 4,980円 | 4,680円 |
基本会員 | 9,960円 | 8,660円 |
永久会員 | 49,800円 | 45,800円 |
Cacooを使って構成図書いてみる
学習の一環として、Cacooというソフトを使用して、構成図を書いていました。
AWS SAPは、「設計」についての試験です。
問題集で、AWS SAPの問題の解答を見て、理解しづらい場合は、実際に問題の内容を構成図として起こしてみると理解がしやすくなります。
読んで理解できなかった私は、構成図を書いて、「目」で見て理解する勉強方法を取り入れてみました。
AWS SAPは何の試験なのかを考えた上で受験することは、割とオススメだったりします。
月額費用が発生しますため、注意ですが、もしも構築経験がない方などにオススメしています。
- 構成図を作成するツールは他にもありますので、無料ものを使用してみるのも良いでしょう
- 読んで理解できなければ、「目」で見て理解するのもオススメです
- 構成図が想像しやすくなれば、問題を解きやすくなります
AWS SAP合格勉強時間について
AWS SAP勉強時間について
私が、AWS SAP合格までにかかった勉強期間は約3ヶ月です。
勉強時間は、平日に2時間、休日に2時間程度を毎日かかさず行いまいした。
勉強期間については、他の記事と比べると長い方だと感じます。
こちらについては、ご自身が短期集中型の勉強方法を得意としているのか、無理なく勉強を進めていく長期型の勉強方法を得意としているかによって変わってくるでしょう。
私の場合は、上記の「筆者のプロフィール」を前提として、あまり生活リズムを変えたくない長期型の勉強方法があっていたので、約3ヶ月という長い勉強期間になってしまいました。
短い人ですと、徹夜2日して合格している人もいたりするので、勉強期間に関してはご自身の前提と比べた上で、合格までの期間を決めるのが良いでしょう。
また、「筆者のプロフィール」の前提である、CLF SAA SOA DVA 取得については、時間をかければ同じような前提まで到達することができます。
もしも、この記事を参考にしていただけるのであれば、前提を合わせるため、他の認定資格を合格した上でAWS SAPを受験することをオススメします。
- 勉強期間は3ヶ月
- 勉強に時間に関しては、平日2時間、休日2時間
- 自身にあった、勉強方法を確認すること
- 前提を合わせるためにも、他のAWS認定資格の取得をオススメします
あとは、多ければ多いほど参考書代もかかってくるため、なるべく安くを心がけていました。
AWS SAP合格までに取得オススメの資格
AWS SAPの時に先に取得しておくとオススメの資格はAWS SCSになります。
比較的参考書も充実しており、AWS SAPの問題について根幹にあるのがセキュリティの担保を前提にしている構成の問題が多いです。
そのため、先にAWS SCSの資格を取得しておくことでセキュリティの基礎知識から応用まで学んでからAWS SAPを受験した方が問題が解きやすいです。
資格取得をしたときの勉強方法については下記についてまとめてあるので、参考にしてみたください
- AWS SCSの取得からをオススメします。
- セキュリティの担保が前提になっていることが多い
まとめ
AWS SAPがAWS認定試験の中で一番しんどかったなどと書かれた記事を見ることがありますが、たしかに受験時間180分を目一杯使ったりなどで、精神的にも集中力的にもしんどかったです。
ですが、AWS SAPの学習を通して、幅広くAWSサービスについて理解することができ、仕事でも役立てることができているので、受験してよかったと感じます。
みなさんもAWS SAPを受験しようと考えているのであれば、私の学習方法が参考になれれば幸いです。