私はIT業界未経験からインフラの運用監視オペレーターとして働いて1年経過しました。
ネットの情報など調べていると、運用監視オペレーターは長くやる仕事ではないような情報が、たくさん流れています。
ネット情報を読んでいると「運用監視オペレーターからは早めに脱出すべき」などが書かれています。
ですが不安な点もあります。
たった1年の運用監視オペレーター経験で転職できるの?
もう少し構築経験を積んでからいい会社に転職活動しようかな・・
ですが、私は現在AWS GCPをメインとした会社で要件定義、基本設計の業務に携わることができています。
上流工程だから良いというわけでは、ありませんが少なくとも今の現状(運用監視オペレーター)に不安を持っているのであれば、今すぐに脱出に向けた行動をすべきです。
では、どのようにして運用監視オペレーターから上流工程へ転職をすることができたのでしょうか。
この記事では、以下の方を対象とした記事となっています。
- 運用監視オペレーターとして働いていて脱出したい
- 運用監視をして半年〜1年の実務経験
- 構築・設計・要件定義など上流工程を目指している
運用監視オペレーターからは早めに脱出すべきなのか?|転職をするべきか
運用監視オペレーターとは

そもそも、運用監視オペレーターとはどういった仕事をしている人なのでしょうか。
自分の仕事が、運用監視オペレーターの仕事かどうかも、わかっていない。
会社によるでしょうが、「運用監視オペレーター」と命名して部署を社員に伝えることは少ないように感じます。
ネットの情報では「運用監視オペレーター」はいい印象の部署、職種としてあまり紹介はされていません。
そのため、わざわざ「運用監視オペレーター」といった部署名、職種では求人などはかけないようにして、採用を行なっているところもあると思います。
そのため、自分が運用監視オペレーターなのか、わからない方が多少いるのではないでしょうか。
定期的に同じ仕事を実行する
運用監視オペレーターの業務としてあるのが、手順書に沿って、手順書内のコマンドをコピペして、定期的に実行が必要なシステムを守る仕事です。
ここでは、手順書が絶対的に正しくなります。
手順書外のコマンドは許されれることは、イレギュラーを除きほぼありません。
こういった、コピペして定期的に同じ作業をする仕事が運用監視オペレーターの中にはあります。
システムに異常が発生した時に対処
運用監視オペレーターの業務としてあるのが、監視業務があります。
主に、お客様のサーバーに異常(監視設定による)が発生した場合に、そのサーバーに対して何らかしらの対処を行います。
この時の対処は、様々ありますが「お客様に電話する」「決まったコマンドを流す」などがあります。
お客様のシステムや、契約などによって異なることはあるでしょうが、こういった監視業務はある程度決まった流れがあります。
運用監視オペレーターからの脱出

運用監視オペレーターから脱出したいと悩んだ時に、今すぐに転職すべきなのでしょうか。
私は、運用監視オペレーターとして入社してすぐの転職はオススメしません。
もっと言えば、転職よりか会社内で上流工程の部署異動などができるのであれば、そちらをオススメします。
運用監視オペレーターとして1年程度は続ける
運用監視オペレーターとして、2ヶ月、3ヶ月などとすぐに辞めることはオススメしません。
IT未経験者は、運用監視オペレーターとして、学べることはたくさんあります。
- Linux、Windowsのコマンドについて
- 監視や、ネットワークなどは、どういった仕組みなのか
- マニュアル作成のための、ライティング能力
上記は、あくまで例ですがこういった技術を学ぶことができます。
他にも、インフラの基礎である、DNS、またパブリッククラウドなども、会社によっては学ぶことができるでしょう。
運用監視オペレーターでは、自身で探せば学ぶことはたくさんあります。
ただ、より深く学んで自身が使える技術にするには上流工程に行く方が、仕事を通じての学習効率は上がります。
そのため、運用監視オペレーターを1年程度続けながら基礎を学ぶべきだと考えます。
ただ、運用監視オペレーターでは同じ作業の繰り返しなどで、自身の技術の幅が広がりにくいところがあるので運用監視オペレーターの長居はあまりオススメしません。
1年程度働きながら、インフラの基礎を学習してみましょう。
働いているうちに、自分はどの領域が興味があるのか見えてきます。
転職より部署異動を検討
インフラはある程度、上流〜下流の工程を部署ごとで分けられることがあります。
そういった、工程ごとの部署の区切りがある場合は、転職より異動を検討してみるのも良いでしょう。
転職回数が少ない方については、思い切って転職するのも良いと思いますが、何回か転職を経験している人に関しては、短期離職は注意です。
日本では短期離職は職歴に傷がつくというような言い方をするので、できることなら転職より異動を検討してみるのが良いでしょう。
他部署への異動ができるのであれば、検討の中に入れるのもオススメです
運用監視オペレーターから脱出(転職)

私は、運用監視オペレーターからの転職をして、現在は要件定義、基本設計の業務に携わっています。
いざ、転職してみて想うことがあります。
- 運用監視オペレーターが狭い範囲での業務であること
- 別の工程に行くことによって技術の足りなさを実感させられたこと
改めて、自身のキャリアアップや、年収アップを考えるのであれば、転職して正解だったと感じます。
ではどういった方法を取ったことによって、上流工程に行けたのか紹介します。
情報収集をすること
まず私が行なったことは、転職エージェントの登録して以下のことを確認しました。
- 客観的に自分の市場価値を確認してもらう
- 目標とする転職先が求めるスキルの把握
- 目標スキル達成までの時間と転職時期の逆算
上記を確認することによって、現時点で目標の会社がどのようなスキルを必要とし、そのスキルのキャッチアップにどのくらいの時間がかかるかを知らなければなりません。
なので、転職エージェントを登録しておらず、どんなスキルが必要かわからない場合
今すぐに自分の市場価値と求められるスキルの乖離を確認してください。
ただ、ここで注意してほしいポイントとしては、転職活動に時間がかかることです。
あまり長居をオススメできない運用監視オペレーターですが、転職エージェント相談から半年ぐらいは転職活動の時間として確保しなければならないので早めの相談をオススメします。
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まとめ
前述でも書きましたが運用監視オペレーターは学ぶことがたくさんあります。
未経験からIT業界に参入するハードルも低いので、監視運用オペレーターから始める人のは決して間違えではないと思います。
ただ、そこからどうやって抜け出すかは、自身の努力次第になってきますので注意が必要です。
これから運用監視オペレーターとして働いていく人も、現在も運用監視オペレーターもキャリアアップや、年収UPを目的に上流工程を目指していてみてはいかがでしょうか。