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AWS SysOps認定試験勉強方法|オススメ問題集について解説

AWSSysOps Administrator – Associate(以下AWS SysOps)認定試験を受験してみたいと思い、勉強方法、勉強期間を調べてみて、いざ勉強してみても参考記事の勉強期間で、合格できる気がしない。

あなた

勉強したいけど、いろんな情報が出過ぎて何からしていいかわからない

実際私がAWS SysOpsを合格してみて、感じたことや、合格までにどうすればいいかをこの記事で書いています。

この記事ではAWS SysOpsを合格した勉強方法、オススメ参考書などを紹介します

AWS SysOps認定試験勉強方法|オススメ問題集について解説

AWSSysOps Administrator–Associate(AWS SysOps)とは

AWS SysOps Administrator – Associate(通称SOA)は、AWSが定める認定資格です。

AWSの実務経験が1年以上を目安としたクラウドオペレーションのロールを持つシステム管理者を対象に技術スキルの検定を行うことを目的とする試験です。

AWSの管理者向けの資格とも言えるでしょう。

また、実際に1年以上の実務経験がなくとも受験は可能です。

1年未満の実務経験がなく、認定資格に合格したとしても、資格取得として認められます。

AWS SysOpsは、AWS認定資格の中では中級程度の位置付けとなっていますが、試験対策や、十分な知識がないと合格は難しいでしょう。

AWS SysOpsの試験時間、問題数

受験時間が180分、問題数が65問となっています。

また、AWS SysOpsの出題形式は、選択肢から1つあるいは、複数の選択肢を選んで回答と試験ラボというハンズオンでの実務に近い試験出題がされます。

詳細については、AWS公式のドキュメントを読んでください。

  • 受験時間は180分
  • 問題数は65問
  • ハンズオン形式(試験ラボ)の出題がある

AWS SysOps試験範囲について

AWS SysOpsの試験範囲については、AWS公式から出ている試験ガイドを参考にしてみてください。

また、全体的なIT知識として下記内容が求められています。

・オペレーションの役割を担うシステムアドミニストレーターとしての 1~2 年の経験
• モニタリング、ロギング、およびトラブルシューティングの経験
• ネットワークの概念 (例: DNS、TCP/IP、ファイアウォールなど) に関する知識
• アーキテクチャの要件を実装する能力 (例: 高可用性、パフォーマンス、キャパシティーなど)

仮に、この辺りの知識が不安であったとしても、AWS SysOpsを通じて学習していけば良いと考えていますので、不安になることはないです。

筆者自身も、AWS SysOps学習を通して学んでいきました。

筆者プロフィール

AWS SysOps受験する際に、前提が違えば勉強期間や勉強方法が異なってくるため、筆者のプロフィールを記載するので自身の勉強方法や、勉強期間の参考にしてみてください。

  • 前職は調理師。29歳からエンジニアに転職。
  • 受験時点では、エンジニア歴約1年
  • エンジニア職種内容としては、監視オペレーター(AWS使用)
  • 受験時のAWS所有認定資格は、CLF SAA

受験時に、AWS SAAの取得はしていました。

もしも、前提を合わせていきたいと考えるのであれば、先にAWS SAAの受験をオススメします。

また、試験範囲で重なる部分も多少はあるので、先に取っておいて損はないと考えます。

他にも、構築経験がある方については、勉強期間などがもう少し短くなる想定で本記事を読んで参考にしてみてください。

AWS SysOps勉強期間

AWS SysOpsの勉強期間について

私が、AWS SysOps合格までにかかった期間は約2ヶ月です。

勉強時間は、平日に2時間、休日に2時間程度を毎日かかさず行いまいした。

勉強期間については、他の記事と比べると長い方だと感じます。

こちらについては、ご自身が短期集中型の勉強方法を得意としているのか、無理なく勉強を進めていく長期型の勉強方法を得意としているかによって変わってくるでしょう。

私の場合は、上記の「筆者のプロフィール」を前提として、あまり生活リズムを変えたくない長期型の勉強方法があっていたので、約2ヶ月という長い期間になってしまいました。

短い人ですと、10日で合格している人もいたりするので、勉強期間に関してはご自身の前提と比べた上で、合格までの期間を決めるのが良いでしょう。

また、筆者は受験回数が2回で1度試験に落ちています。

この時、勉強期間を1ヶ月と期間を縛って、学習したところあまりいい結果にならず、このスタイルでの勉強方法は自分に合っていないと感じました。

あと難易度もSAAと比べた際にAWS SysOpsの方が難しく感じました。

  • 勉強期間は2ヶ月
  • 勉強に時間に関しては、平日2時間、休日2時間
  • 自身にあった、勉強スタイルを確認すること
  • 前提を合わせるためにも、他のAWS認定資格の取得をオススメします

AWS SysOps勉強方法

AWS SysOpsオススメの学習教材

私が、実際にAWS SysOpsを合格するのに使用した教材や、現時点(2022年6月)でのオススメ教材を紹介します。

AWS SysOps試験対策の参考書はあまり多くなく、私が受験した時には1冊しかありませんでした。

ですが、現時点(2022年6月)ではAWS公式からもAWS SysOps対策のトレーニングなど充実しつつあります。

AWS認定アソシエイト3資格対策~ソリューションアーキテクト、デベロッパー、SysOpsアドミニストレーター~

私が実際に、この参考書を読んである程度のAWSサービスの理解をしていました。

こちらの参考書では、他のSAA DVAと被っているため、AWS SysOps特化の参考書ではないので、今後SAA DVAを目指していく方にはオススメとなっています。


SAA DVAを目指している方にオススメとなります。

AWS認定資格試験テキスト AWS認定SysOpsアドミニストレーター – アソシエイト

AWS SysOpsの試験に特化した参考書になります

また、この参考書はAWS SysOps – CO2にも対応している参考書となっているため、ハンズオン形式の試験ラボに不安がある方にオススメとなっています。


ハンズオンに不安がある方にはオススメの参考書となります。

AWS WEB問題集で学習しよう

合格するまでにメインに勉強していたのが、「AWS WEB問題集で学習しよう」になります。

こちらも、有名なAWSのWEB問題集の教材となっていて、「コイワ」とよく言われています。

こちらの教材を使うことで、かなり多くの問題に触れることができるので、問題に慣れるためや、どういった問題の出題傾向がかわかってきます。

ただ、かなりの問題数なので、問題をやりきるにはかなりの時間がかかってしまします。

なので、私が行っていた問題集の活用術としては、下記となっています。

  • 問題を新しい方から半分程度しかやらない。
  • 問題集は3周以上することを目標とする
  • 1周目 → 問題に慣れる
  • 2周目 → 問題文と解説文をある程度読む
  • 3周目以上 → 解けなかったらすぐ諦めて、解答を見る。間違った選択肢に注目する

考える時間も大切ですが、考えすぎは禁物です。

ただただ、時間を溶かしてしまうだけなので、時間の使い方を注意して勉強するのがオススメです。

AWS Skill Builder

こちらはAWSが公式で出している無料の試験対策が行えるトレーニングです。

AWS Skill BuilderはAWS SysOps以外にも他の試験対策もあるため、試験の大まかな概要を掴むためにオススメです。

筆者がこの記事を書いている時は、AWS SCS(セキュリティ・スペシャリティ)も取得しているのですが、AWS SCS受験時には、かなり役立ちました。

膨大にあるAWSサービスがある中で、どのサービスをどのように使うなど知れるので、トレーニングを受けてみて損はありません。

使い方として、検索欄で「SysOps Administrator – Associate (Japanese)」 などと検索してみてください。

あとは、トレーニングに沿って学習をしていければと思います。

  • AWS公式が出している試験対策トレーニング
  • 費用は無料

CloudTech

くろかわこうへいさんが運営しているAWS学習サロン「CloudTech」はオススメです。

実務にも活きるハンズオン形式の学習と、様々な試験対策についても網羅されています。

もしも、AWS SOA試験までに時間がある方は、一度このサロンでのハンズオン形式の学習をオススメします。

試験ラボに役立ちますし、AWSを扱っていく上で、基礎から応用まで学べることができます。

下記で、CloudTechに入会してみた感想の記事を書いていますので、気になる方は覗いてみてください。

まとめ

私は、AWS SysOpsを一度落ちてしまった試験になります。

今まで順調に試験に合格してきていたので、とても悔しい試験だったのを覚えています。

くよくよしていても、しょうがないのですぐに試験を合格するための対策を打ちました。

試験をある程度覚えているうちに、問題集の中でどの問題が出ていたのか、何を聞かれていたのかを全て書き出して対策を打ちました。

2回目は無事合格することができ、安心しました。

もしも、AWS SysOpsを落ちてしまった方がいれば、2回目の対策をしっかりと打った上で受験することをオススメします。