どうも、Cierで働いている。くるまと言うもんです。
未経験からインフラエンジニアを目指して、まずはLinuxコマンドに慣れよう!
そのために資格学習を通じて学ぼうとしているが、なるべく学習費用をかけたくないし、できれば無料で学んでいきたい!と思っている方は、少なからずいると思っています。
私は無職期間があったため、LinuCレベル1を無料で学習する方法を探していました・・・
人それぞれの理由があると思いますので、この記事では無料または、なるべく安く学習できる教材について紹介していきます。
この記事では、下記を対象者としている記事となっています。
- LinuCレベル1取得を目指している方
- インフラエンジニアを目指している方
- なるべく安く(無料)学習していきたい方
LinuCレベル1無料勉強方法を解説|無料でも合格はできるのか?
無料でも合格することはできるの?
結論から言いますと、未経験からLinuCレベル1取得を無料教材だけで取得するのは難しいです。
ある程度実務経験があり、Linuxに日頃から触れている方でしたら、合格は可能でしょう。
ですが、未経験からLinuxを学んでいきたいと考えている方については、LinuCレベル1の取得は難しいと考えており、それはLinuCレベル1の取得条件にあります。
LinuCレベル1取得条件
受験前提条件 | 実務経験や前提資格保有条件はありません。 |
受験費用 | 1試験あたり16,500円(税込) |
取得条件 | レベル1を取得するには101試験と102試験の2試験に合格する必要があります。 |
LinuCレベル1の取得条件に、LinuC101試験とLinuC102試験の両方に合格する必要があります。
なので、両方取得してようやくLinuCレベル1の認定を受けることができるようなります。
無料でLinuC102を学習する教材が少ない
先ほど記述しましたが、LinuCレベル1は101試験と102試験両方を取得して、ようやくLinuCレベル1の認定を受けるのですが、102試験の学習するときに無料で学習できる教材が少ないです。
後述していきますが、102試験の無料学習教材は、Linux標準教科書ぐらいです。
ですが、このLinux標準教科書も試験対策用に作られたものではないため、この参考書だけで合格するのは難しいです。
LinuCレベル1無料学習方法
では、LinuCレベル1取得を目指して、無料で学習できる方法を紹介していきます。
少し注意点がありますので、詳細まで読んでください。
Ping-t
1つ目に紹介するのが、Ping-tです。
Ping-tでは、101認定の学習を無料でできることができ、問題数も約650問あり、私も学習していたときは、重宝した学習教材となっています。
無料でかなりのボリュームの問題を解くことができ、なおかつ解説もしっかりしているので、この問題集だけで合格した声も聞きます。
あと、Ping-tから本番の試験と同じ問題が出ることがあるので、オススメの学習教材となっています。
ですが、101認定試験のみ無料となっており、102認定試験からは有料となっていますので注意が必要です。
Linux標準教科書
2つ目に紹介するのが、Linux標準教科書です。
こちらは、101認定試験、102認定試験両方に通じるLinuxについて学習することができます。
登録さえすれば、無料で入手することができ、この学習教材は実際に手を動かしながら、Linuxを学習していくことができる教材となっています。
未経験の頃に、なにもわからない状態でしたら、この教材をオススメします。
実際私も、未経験のなにも分からないときに、この教材で学習しており、教材がわかりやすく、実際に演習をして学習していくので、覚えやすく身につきやす学習教材となっています。
ただ、この教材は試験対策用の教材ではないため、Linux標準教科書だけでは合格は難しいです。
LinuCレベル1学習教材(有料)
どの参考書を選んでいいかわからないという無駄な時間を過ごさないためにも、実際に合格した私がオススメする2冊を紹介します。
Linux教科書 LinuCレベル1 Version 10.0対応
1冊目は、「Linux教科書 LinuCレベル1 Version 10.0対応」です。
通称あずき本などと呼ばれることがあります。
こちらの本では、試験範囲の技術について、わかりやすく解説しており、未経験の方が、Linuxについてや、大まかな試験範囲の内容、どういった問題が出題されるなど、様々なことをある程度掴むようの一冊となっています。
また、最後に模擬問題もあり、一通り読んでみてから模擬試験をやると、どの部分の理解が足りないか判断できるので、ぜひ模擬試験もやってみてください。
Linux教科書 LinuCレベル1 スピードマスター問題集 Version10.0対応
1冊目は、「Linux教科書 LinuCレベル1 スピードマスター問題集 Version10.0対応」です。
こちらの本は、問題集となっています。
問題と解説のみなのですが、解説はかなり丁寧に書かれているため、理解しやすいのが特徴となっています。
また、こちらの本には模擬問題と重要性が高い問題があり、その問題の中から本番試験にそのまま出題されることがあります。
問題に慣れるため、見たことがある問題の確率を上げるためにオススメの一冊となっています。
まとめ
資格取得を目指して、Linuxを学習していくのはオススメしています。
ただ、「資格試験を合格すること」を目的にしないことが大切だと私は考えており、ただひたすら問題を覚えるなどしていると実務の時に役に立たなくなってしまいます。
試験に合格して、問題を忘れても構わないので「こんなことができる」ぐらい知っていれば良くて、あとは調べればなんとかなります。
また、ここまで紹介してきた無料で学習することには、限界がありますので、短期間での合格を目指している方にはオススメしている参考書を購入して学習するのが効率がいいと考えます。
ダラダラと勉強していても合格までの期間が長くなるだけなので、試験日を決めてそれに向かって学習していきましょう。