【AWSをマスターしたい】CloudTech Academy受講してきた
システムの大半がAWSに移行されている中、エンジニアはますますAWSを扱う時代になっています。
しかし、AWSに触れたいと思っても、以下のような不安があるかもしれません。
• AWSサービスが複雑すぎて、最初に何を学べばいいのかが分からない。
• 急遽仕事でAWSを利用することになり、戸惑っている。
• エンジニア未経験からAWSエンジニアへの転職を成功させる方法を模索中。
そこで、くろかわこうへいさんが、初心者向けのAWS学習スクール「CloudTech Academy」を新たに発表しました!
くろかわこうへいさんは、もともと「CloudTech」を運営されており、こちらも非常に高い評判を得ています。AWSサービスの解説やハンズオンカリキュラムは初心者にも理解しやすく、応用まで幅広く提供されている学習プラットフォームです。
また、説明会を登録していただいた方については、特典が付いてきますので登録しておいて損はないと思います!!
受講してみてオススメできる方
いきなり結論から述べますが、受講してみた感想は本当に素晴らしかったです! AWSの基礎から応用まで幅広く学べるので、強くオススメします。
ただし、初心者向けのAWSスクールなので、すべての方にオススメできるわけではありません。私が受講して感じたことから言いますと、このスクールは以下のような方に特にオススメです。
1)エンジニア未経験で、AWSエンジニア目指す若手(できれば20代)
2)オンプレからクラウドへの転職を考えている方
3)既にアプリ開発経験があり、エンジニアとしてインフラ領域の拡充したい方
1)エンジニア未経験でAWSエンジニア目指す若手
「CloudTech Academy」は、まずエンジニア未経験でAWSエンジニアに転職を目指す若手にオススメできます。
この学習プログラムでは、AWSだけでなく、インフラの基礎知識にも重点を置いています。特に初学者にとっては、抽象的な概念が多いインフラの基礎的な部分を理解するのは難しいことがあります。
未経験からAWSエンジニアへの転職を最短で実現したい場合は、若手であることは年齢フィルターの影響を受けにくく、スムーズなキャリア転換が期待できます。
実際に以下の紹介記事では、全くのIT業界未経験からエンジニア転職を実現された方がいます!!
ここで何よりすごいと感じたのが内定を5社いただけていることです!!
詳しくは記事内の動画を見ていただければと思いますが、IT業界未経験でこれからIT業界に飛び込んでいきたいという方は、内定数が多いということはその分選択肢が増えるかつ現場目線から見てもカリキュラムの内容が認められている / 求められているということです!!
2)オンプレからクラウドへの転職を考えている方
オンプレからクラウドへの転職を考えている方にも、「CloudTech Academy」はオススメです。
AWSであろうと、インフラの基本的な概念はオンプレとほぼ同じになります。クラウドならではの、より抽象的な概念を覚える必要がありますが、本スクールではそれをスムーズにサポートします。
AWS公式のドキュメントはわかりづらく、書籍も多すぎて初心者がどれから学べばいいか迷うことがありますが、「CloudTech Academy」では学習ロードマップに沿って進めることで迷いなく学習できます。
また、メンターがサポートし、週ごとのディスカッション会があるため、クラウドに関する不明点を解消しながらステップバイステップで進められます。
メンターはインフラに精通しており、「オンプレでいう〇〇と同じような概念のAWSサービスになります」といった具体的な説明でわかりやすく学習を進めることができます。
3)エンジニアとしてインフラ領域の拡充したい方
すでにバックエンド開発経験があり、インフラスキルを拡充したい方にも「CloudTech Academy」はオススメです。
クラウドの進化により、「アプリとインフラの境目がますます曖昧になっている」と感じられます。
バックエンド開発者がインフラを担当する機会が増加しており、SRE(サイトリライアビリティエンジニア)という職種も注目を集めています。
本スクールではECSやLambdaなどのサーバレスの学習教材が提供され、開発者が習得すべき内容が包括されています。
これらの概念は初めて接する際には難解かもしれませんが、メンターに相談できる環境が整っているため、「CloudTech Academy」は非常に適していると考えます。
今後、アプリとインフラの境界線がますます曖昧になる中で、スキルセットを広げていきたいと考えるなら、「CloudTech Academy」がオススメです
CloudTech Academy 料金
詳細な料金内容などについては公式ページを確認してください。
料金の値上げ
実際、私が入会した時よりも料金が上昇しています。
興味がある方は、一歩踏み出して「えいや!」と飛び込んでみることをオススメします。
「入会しようかな?」と悩んでいる間に値上げすることがありますので、早めの行動をオススメします。
悩んでいる方は、まずCloudTechからスタートして、必要に応じてサポートを受けることを検討してみてください。
最初はCloudTechから始める方は、「CloudTech」の詳細な記事について書かれているので参考にしてみてください
CloudTech Academy 内容
「CloudTech Academy」のカリキュラム概要は公式ページにも掲載されていますが、以下がその概要です。
期間は総じて6ヶ月です。この期間中には毎週、メンターとのディスカッション会が設けられています。このカリキュラムは、学習者が基礎から応用までを効果的に習得し、理解を深めるために計画されています。
Month | Title | Description |
---|---|---|
初日 | オリエンテーション | オンライン会議であなたの状況をヒアリングし、あなた専用の学習計画表を作成します。カリキュラムの流れや注意点などを説明します。 |
1ヶ月目 | AWS基礎知識習得 | EC2とRDSの基本構成でWebアプリをデプロイし、クラウドコンピューティングの基本を学習します。 |
2ヶ月目 | 冗長化とキャッシュ戦略 | Web3層構成での冗長化、およびCDNサービスを使ったコンテンツキャッシュ配信の構成を学習します。 |
3ヶ月目 | APIとコンテナ化 | アクセスポイントのAPI化、およびDockerを使用したアプリのコンテナ化を学習します。クラウドエンジニアとしての転職活動ができるレベルです。 |
4ヶ月目 | サーバーレス構成と監視 | サーバーレス構成でAIサービスを使用した感情分析、キーバリュー型DBの使用、ジョブ設計やメール通知、および監視設計を学習します。 |
5ヶ月目 | データ分析とDevOps | リレーショナルデータベースのデータ分析とBIツールによる可視化、およびコンテナイメージのCI/CDパイプラインの構築や設計を学習します。 |
6ヶ月目 | インフラコード化および振り返り | インフラ構成のコード化(IaC)の学習と、これまでの構成についてAWSベストプラクティスに基づいた総合的な振り返りを行います。ここまで経験すれば現役のクラウドエンジニアから合格点ももらえるでしょう。 |
未経験の方からすると、何がなんだかわからないかもしれませんが私の職業柄色々な構成を提案することが多いのですが、このカリキュラムに関してはかなり実戦に向けの内容となっており需要が高い内容となっております。
詳細については動画で説明されていますので、ご確認いただければと思います。
6ヶ月間による模擬案件による学習カリキュラム
初回オリエンテーションが終了すると、いよいよAWSの学習が本格的にスタートします。
今回取り扱う構成については以下のようになっています。
AWS初心者の方にとっては、構成を見せられても理解しづらいかもしれませんが、実際の案件でよく使われる構成ばかりですので、需要は高いです。
また、6か月という期間が長く感じられるかもしれませんが、1か月で身につけられる技術は、同じく1か月で競合に追いつかれてしまいます。私の感覚では、6か月という期間は非常に適切だと感じます。
AWSの専門メンターから教わることで学習期間を圧縮しても、実践的な構成を構築できるようになるには6か月程度かかるのが適切です。自己学習でこのような構成を調べながら進めると、1年程度はかかるのではないでしょうか。
初回オリエンテーション
「CloudTech Academy」に申し込むと、最初に初回オリエンテーションが設けられます。
このオリエンテーションでは、カリキュラムの詳細な説明や担当するメンターとの初顔合わせ、またディスカッション会の日程調整が行われます。実施はMeet上でのオンライン形式です。
現在、メンターの詳細が記載されていないのですが以下のように回答がされています。
メンター情報の開示はしておりません。理由は、私くろかわがスカウトしたプロフェッショナルに個別協力してもらっており、所属企業・所属団体・所属研究機関・公式AWSとの関係性・他者からの引き抜き・プライバシーなどを総合的に判断しているためです。これだけは断言できますが、間違いなく「IT講師やITトレーニング市場には絶対に出ない現役エンジニア」であり、あなたがメンターマッチングサイトやSNSなどで探しても、1対1でAWSメンタリングをしてくれる機会は無いと断言できます。それほどのプロフェッショナルです。なお、報酬はindeedで調べた一般的なプログラミング講師業の4倍を支払っています。
ご入会後のメンターの要望はお受けいたしますが、受講者からの指定はできません。
受講開始後、担当メンターの変更は可能ではありますが、基本的には最初から最後まで専任のメンターで担当させていただきます。
メンター担当の変更希望の場合、運営から理由をヒアリングさせていただきますのでご協力をお願いいたします。
また、メンターも人間ですので様々な理由で余儀なく担当変更となる可能性がゼロではありません。恐れ入りますが、この点もご了承いただけますと幸いです。
ちなみに、私のことを担当していただいたメンターの方については物腰が柔らかく、緊張することなく気軽にお話しできました。初日から安心感があり、これからの学習がますます楽しみになりました。
専用Notion、Slack
専用のNotionとSlackが用意されます。
あなた専用のNotionとSlackを利用して、メンター陣とスムーズにコミュニケーションをとることができます。
NotionにはAWSに関する質問や学習の詳細な情報がまとめられています。
基本的にはSlackでコミュニケーションを取りつつ、Notionを参照しながら学習の進捗や詳細な情報を共有していくことになります。
経歴書は初回に送付しておくことがオススメ
ちなみに、初回オリエンテーションの際には経歴書を提出しました。
内容は正直あまり詳しく書けていなかったのですが、「えいや!」という気持ちで送った結果、出しておいて良かったと感じています。
もし転職を検討しているなら、現状を理解してもらうために経歴書の提出がオススメです。
初回オリエンテーションでは、カリキュラムの説明だけでなく、あなたがどんな目標を抱え、どのような転職を考えているかについてもヒアリングが行われます。
経歴書があることで、それをもとにより具体的なアドバイスを受けることができます。
私のヒアリングでは、以下のような内容が尋ねられました。
• 転職想定時期
• 勤務先
• どういった企業を目指しているか
などなど
これらは一般的な就職活動の要素であり、初回の段階ではAWSの話はまだ出てきませんでしたので、安心してください。
メンタリングを使い倒そう
「CloudTech Academy」を受講してみて、最も有益だと感じたのはメンタリングでした。
メンタリングでは、メンターと1対1でAWSに関する知識を確認しながら学習できます。
AWSの学習には複雑な概念が多く、教材を理解するだけでは難しい部分もあります。
CloudTechの学習教材はわかりやすいですが、時折自身の理解が誤っていて概念の把握が曖昧になることがあります。
誤った概念で進めてしまうことはAWS学習において非常に厄介で、理解が誤っているとトラブルシューティングが難しくなります。
そのため、メンタリングで「理解」の度合いを確認できるのは非常に有益です。
明快な学習教材と6ヶ月にわたる概念理解の確認を通じて、AWSの知識をしっかりと身につけ、苦手意識を克服できました。
転職活動
私も現在転職を考えており、「どの企業が自分に合っているかな」と模索していました。
CloudTech Academyではいくつか提携企業があるため転職サポートを受け、理想の企業を見つける手助けをしてもらいました。
転職エージェントとの面談
転職活動においては以下の動画で詳しく話されているので未経験の方は必見です。
私のことを担当してくれた方も「前田さん」でして、今まで複数のエンジニア転職エージェントを利用していますが「前田さん」はかなりオススメの人です!!
これは誇張しているわけではなく、本当にオススメします。
転職エージェント利用する上で大事なことは、どのエージェントを使うかも重要なポイントにもなりますが、転職者の転職意図をいかに汲み取ってくれるかがかなり重要です。
他の転職エージェントでは、一切こちらの意図を汲んだ企業を紹介してくれず、ひたすら誰でも受かりそうな会社ばかりを紹介されました。
未経験の方だと、どの会社がいい企業か判断が難しいかもしれませんが、まずは転職する前に一度自分の考える転職の軸をはっきりさせることが大事だと考えます。
「給与」「フルリモート」「モダンな技術」等々ありますが、時間はかかってもいいので自分の転職の軸をブラさないことを意識して転職活動を行なってみてください。
前川さんは転職の軸をしっかりと把握してくれて、紹介していただけるので本当にオススメです。
ただ、私が希望として地方での転職を希望していたため、紹介企業は少なかったです。
転職エージェントにおいて、東京での転職も視野に入れることでより多くの良い企業が見つかる可能性があるかもしれません。
これから転職相談を検討する方には、広い視野を持って相談することが重要だと感じました。
まとめ
もしAWSの学習に難航しているなら、「CloudTech Academy」をオススメします。
AWSには多くの参考書や教材が存在しますが、どれもが一方通行で、AWSでエラーが生じた時に苦労することがあります。
日本語のドキュメントは理解が難しい部分があり、抽象的な概念も多いため、初学者は苦戦することがあります。
こうしてAWSへ苦手意識がつく前に、まずはAWSにスムーズに慣れることが重要だと筆者は考えます。
その点で「CloudTech Academy」は優れた環境を提供しており、AWSへの苦手意識が生まれる前にAWSの学習を進めることができます。
少しでも興味がある方は、「CloudTech Academy」の受講を検討してみてはいかがでしょうか。